日本の貴金属工芸を代表する作者「光則」が、丹精込めて制作した純金製親王飾り「御雛様」。

古く平安の時代より受け継がれてきた日本の美しい風習、雛祭りを華やかに彩る純金のお雛様です。

春の訪れを告げる可憐な桃の花を背景に、愛らしい表情で仲睦まじく寄り添うお二人の姿は、明るい未来への希望を感じさせてくれます。

そっと飾り付けるだけで、その場の雰囲気を格調高く、そして優美に輝かせる一対の親王飾りは、熟練の職人が一つひとつ心を込めて純金で仕立てました。

【光則について】

この「光則」は数千年の歴史と文化を受け継ぎ、銀器業界の発展と伝統工芸品の魅力を広めたいという願いのもと、常に新しい金銀工芸の世界と技法を追求。高度な伝統技法と品質、そして創意工夫にこだわり、丁寧な心を込めたものづくりを実践しています。

「光則」の作品は、その繊細な表現と多彩な技術、そして高い芸術性によって独自の作風を確立し、高く評価されています。その功績は数々の受賞歴が物語っており、昭和54年には内閣総理大臣賞を四度、平成8年には黄綬褒章、さらに平成16年には旭日双光章を受章するなど、輝かしい名誉に彩られています。

この精神は、後進の技術者たちにも脈々と受け継がれており、伝統工芸日本金工展での新人賞受賞や、全日本会館創作展での経済産業大臣賞受賞といった形で結実しています。光明の工房では、日本の伝統技術と最新の技術を融合させながら、常に新しい世界を追求し、細密な技巧を凝らした最上級の逸品が生み出されています。

お子様やお孫様の健やかな成長を願う贈り物として、また、お節句を迎えるお嬢様への特別なプレゼントとしても、この純金製親王飾り「御雛様」は、きっと喜ばれ、末永く大切にしていただける価値ある逸品となるでしょう。

作家/窯元：光則

材質：本体（K24/純金）

寸法：ガラスケース 間口:約37cm × 奥行:約20cm × 高さ:約23cm

重量(g)：約85g

付属品：化粧箱