2024/06/04

ダイヤモンドの「TYPE2」って、本当にすごい? プロが教える、ダイヤモンド選びの真実!

「TYPE2のダイヤモンドは、すごく価値があるって聞いたけど、本当?」

「TYPE2って、どんなダイヤモンドなの?」

ダイヤモンドの購入を検討されている皆様から、よくいただく質問です。

TYPE2という言葉を耳にしたことはあっても、その意味や価値について、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか?
Type2には、大きな誤解があります。
一般の方は、TYPE2なら、なんでも価値が高く、素晴らしい、美しいんだと思っている人が多いですが、それは、間違いです!

実は、TYPE2というだけで、ダイヤモンドの価値が決まるわけではありません。
この記事では、プロの宝石商である私達が、ダイヤモンドの「TYPE2」について、わかりやすく解説します。

TYPE2は、ダイヤモンドの分類の一つで、窒素などの不純物を含まない、純粋なダイヤモンドを指します。

TYPE2のダイヤモンドは、TYPE1と比べて、希少性が高いと言われています。しかし、希少性が高いからといって、必ずしも価値が高いとは限りません。

例えば、HカラーI2のダイヤモンドにも、TYPE2は存在しますし、ブラウンダイヤモンドにも、TYPE2は存在するのです。
つまり、TYPE2は、ダイヤモンドの純粋さを表す指標の一つに過ぎず、色やクラリティ、カットなどの他の要素も、ダイヤモンドの価値を大きく左右するのです。

ただ、TYPE1と、比べて1%ぐらいしかなく、希少だというのは、確かですが、それだけで、価値があったり、この世のものとは、思えないほど美しいと言うことには、ならないんです。



では、どんなダイヤモンドが、本当に価値が高いのでしょうか?


私達が考える、価値の高いダイヤモンドとは、

・カラー:Dカラー
・クラリティ:FL
・カット:3EX
・蛍光性:NONE
・TYPE:2A

このような、完璧なバランスを持つダイヤモンドです。



例えば、私達が所有している52.09ct、33.29ct、30.14ct、20.23ctのダイヤモンドは、全てDカラーFL 3EX NONE TYPE2Aです。

これらのダイヤモンドは、世界最高品質と呼ばれ、究極の美しさと、想像を絶する輝きを放つのです。
TYPE2Aのダイヤモンドは、希少性が高く、まさに奇跡の輝きを放ちます。
しかし、TYPE2というだけで、ダイヤモンドの価値が決まるわけではないことを、忘れないでください。
TYPE2A の前に、D FL 3EX none があって、さらにTYPE2A ということで、奇跡の希少性と、美しさが生まれます。

ダイヤモンドを選ぶ際は、TYPE2であるかどうかだけでなく、色、クラリティ、カット、蛍光性などの要素を、総合的に判断して、しっかり見極めて買うことが大切です。
つまり、TYPE2だから、良いダイヤモンドと言う訳ではないのです。

プロの目利きを頼り、あなたにとって最高のダイヤモンドを見つけてください。



当店のスタッフは、ダイヤモンドの専門知識を豊富に持ち合わせています。

ダイヤモンド選びでお困りの際は、お気軽にご相談ください。

お客様にぴったりのダイヤモンドを見つけるお手伝いをさせていただきます。
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